top of page

いよいよ

近日中

DSC_0047_edited_edited.jpg

製品の開発スタート

ある日、Guitar Shop Barchie's千葉さんとの会話の中で、こんな興味深い提案をいただきました。

「Amp〇gでワイドレンジなサウンドを出せるプリアンプを作っていたんだよね?それなら、ツイーター付きのスピーカーをフルレンジスピーカーのように扱えるようにしたら、面白いんじゃない?」

その言葉に、私は心を揺さぶられました。確かに、ツイーター付きのスピーカーはフルレンジスピーカーに比べてワイドレンジで、特にここ10年でその性能は飛躍的に向上しています。自然な音質を持つツイーターも数多く登場しており、まさに今がその可能性を追求する時期だと感じました。

ベースの真の美味しさは、クリーンサウンドだけでなく、ドライブサウンドにもあります。しかし、ツイーター付きのスピーカーでは、そのドライブサウンドが本来の力を発揮できないことが多々あります。ドライブには豊かな倍音が含まれているため、ツイーターが過剰に反応し、例えハイカットをしても、あの独特のドライブ感を引き出すのは難しいのです。

そこで内部回路、アンプ、スピーカーの全てを再研究し、最適化することに決めました。フルレンジスピーカーが活躍していた時代の回路は、現在のものとは異なる歪み方(ドライブサウンドではない)をしていました。その失われつつある特性を現代の技術で再現するために。

その後試作機を何度か試奏していただき、いただいたフィードバックとして、

「これはフルレンジ化というより、密閉スピーカー内部で生じるような歪みを再現しているように感じる」

というお言葉がありました。一瞬、戸惑いましたが、むしろこれは良い兆候だと思いました。

なぜなら、スピーカーの歪み感がプリアンプで、しかもNOEQで再現できているのですから。

そのサウンドを生かすために、「より使いやすく、そしてトラディショナルなEQをFumi Soundのスタイルで作り上げていこう」という次のステージに進んでいきます。

GSh5ZuWakAANClr_edited.jpg

ポングさんと
Dual Huckについて
​語ります。

© 2025 by fumi sound

bottom of page